いつの時代も、ほとんどの子供が読んだことがある定番の絵本というのがいくつか存在するが、私が子供の頃の定番には、以下のようなものがあった。後年、タイトルや内容に問題あり、と指摘されたものもあるが、難しいものである。
・きかんしゃ やえもん:田舎町で頑張っていた年老いた きかんしゃ やえもんが、電気機関車の台頭や排煙で沿線が火事になったりなどで引退の憂き目に合うが、最後は博物館に展示されて幸せな余生を送るという話。
・シナの五人きょうだい:中国に特殊能力を持った5人兄弟がいた。長男が海の水を全部飲むことができ、それがもとで事件が起きて罪に問われるが、兄弟が協力して最後は免罪され、幸せに暮らすといったような話だったかと。
・ちびくろサンボ:途中のストーリーは忘れてしまったが、トラが気の周りをぐるぐると回った挙句にバターになってしまい、それで焼いたホットケーキをおなか一杯食べるというのがエンディングだったように思う。
・ちいさいおうち:ポツンと建っていた小さな家があったが、時が経ち、周りが都会になっていく。両隣が摩天楼のビルとなり、その間にひっそりとしたたずむことになってしまうが、最後は、田舎に移築されて幸せな余生を送る話。
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