正月の風物詩

 毎年正月は気持ちも新たになるが、時代の流れで、昭和の頃までの正月と最近ではやはり違いがある。

・しめ縄・門松:昔はみんな玄関や車のグリルにしめ縄を飾っていたものだが、最近ではほとんど見なくなった。門松は、今でも企業がエントランスに飾る風習が残っているが、テレワークの時代になって、オフィスを訪れる人が減ってしまった今後はどうなってしまうのか、心配である。

・日本髪・振袖:女性は大晦日の夜は美容院で日本髪を結い、正月は振袖を着て、銀行・証券などでは初出勤日もそれで出社するという慣習が長く続いていたが、今は元日でも着物姿はほとんど見かけなくなった。

・お屠蘇・お雑煮・鏡餅・おせち料理:元旦朝に一年の始まりを認識する儀式。また、おせち料理は、正月はどこも店が閉まっていたため、松の内の数日間を食べつなぐ意味や、日頃忙しい主婦の料理からの開放の意味が強かった感じがする。

・初詣:これは今でも続いており、返って以前より執着する人が増えたのではないだろうか。

・ニューイヤー駅伝・箱根駅伝:これは、最近になって国民的な行事に格上げ。TV局も予選も含めた実況生中継で

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。