NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が話題となっているが、日本の英語教育も最近になって、やっと”語学”でなく、使える英語習得のための手法になってきた。 実際、最近の若い人の英語力は、大したものである。
私の頃は、中学に入って初めて英語に触れる者も多く、教科書の定番として、「New Horizon (東京書籍)」「New Crown (三省堂)」があったが、最初は、コントのギャグでもある This is a pen. This is a desk. からスタート。
ヒアリング力向上には、旺文社の「カセットLL」が有名だったが、テープの声をリピートするだけなので、生きた英会話にはほど遠かった。
大学受験間際には、「試験に出る英単語/英熟語」を誰もが使っていた。(ちなみに私の父の世代では、「赤尾の豆単」というのが、定番だったそうだ。)
これらも、語学、試験のためのものなので、実社会で役に立った記憶はあまり無い。 そもそも、アメリカ人と会話して、It rains cats and dogs. や To tell the truth. などは、1回も聞いたことが無い。
Biljana JovanovicによるPixabayからの画像
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