家電量販店

 80年代頃までは、家電製品は秋葉原で買うというのが、一般的だった。その後、カメラを中心に家電(特にAV系)の販売を拡充し始めたのが、新宿西口が本拠地の「ヨドバシカメラ」と「カメラのさくらや」、さらに池袋にできた「ビック・カメラ」だった。その他にも地方を拠点に創業していた家電販売店もいくつかあったが、「ベスト電器」はヤマダ電機傘下に、「コジマ電機」はビックカメラグループに、「カメラのさくらや」は撤退・解散。

現在では家電全般の量販店と言えば、「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ」と80年代当時は首都圏には進出していなかった「ヤマダ電機」の3社+「ケーズデンキ」「ノジマ電機」「Edion」「上新電機」などである。

当時は、このような構図になるとは、全く予想できなかった。

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。