バブル期の経済力

最近、日本の国力低下が叫ばれているが、1980年代後半、バブル絶頂期の色々なランキングを見ると、今からでは想像できないくらいすごい状態だった。

・世界の富豪ランキング:当時世界一の富豪は、西武グループの堤義明で、個人資産が確か8000億円くらいだったそうだ。最近の世界一は、イーロンマスクやジェフベゾスで資産数十兆円なので、桁が違う。

・企業の時価総額:当時の世界の上位20社のうちの14社は日本企業だったそうだが、今ではトヨタが40位あたりに顔を出す程度。米国のGAFAM、中国のBATHに並ぶ企業はこれから登場するのだろうか。

・半導体シェア:DRAM全盛期、日本企業の半導体の世界シェアは50%を超えていた。今は、2-3%程度まで落ちている。露光装置もこれまではニコンやキャノンでかなりのシェアをもっていたが、超微細プロセス対応の装置はオランダのASMLという会社の独壇場らしい。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

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