商店街

先々週の「くだものや」の冒頭にも書いたが、昔は商店街での買い物が日常だった。

それぞれの店が専門店であることは当然だが、商品の包装?にも昭和の風景があり、スーパーマーケットでは、予めプラスチックトレイにラップされたりして小分けされてものが売られているが、商店街の店では客の注文で量り売り。

肉は、はかりの台に敷いた木の薄皮のようなものに載せて重さを測った後、両端を折りたたんで包み、包装紙とゴムバンドで固定して販売。魚は、店頭にぶら下げられた新聞紙の束から1枚ちぎって、オーダーした数の魚を無造作に包んだ後、ビニール袋に入れて販売 という感じだったかと。八百屋も、野菜を新聞紙に適当に包んで客に渡すスタイルだったように思う。豆腐を買いに行く時は、家にあるボウルを持って行き、それに水槽に沈んでいる豆腐を入れてもらっていた。

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。