昭和の時代にあたりまえだったが、今では見なくなった車の装備・機構もいろいろある。 思い浮かぶのは、
チョーク: エンジン始動時(特に冬場)にガソリンが濃いめになるスイッチの役目をする小さなレバー。
三角窓: フロントのサイドウインドウの前方部が三角の小窓になっており、これを斜めに開けることで、冷房の無い車でも走行中に涼しい風を取り入れることができた。
灰皿/シガーライター: これもソケットは電源として残っているものの、現在、灰皿やライターはほとんど設定されていない。
ポール式のアンテナ: 高級車は電動でスルスルっと伸びたが、大衆車では窓から手を出して手動で引き延ばしていた。今ではほとんど窓ガラスに埋め込みのフィルムアンテナか機能を統合したシャークアンテナが主流。
8トラック カーステレオ: 世の中には普通のコンパクト・カセットテープもあったと思うが、何故かカーステレオはガシャっと差し込むタイプの8トラックカセットが多かった。テープはカーショップなどで売っていた。
その他、エンジン系の部品として存在していた、キャブレター(吸気の負圧を利用した燃料噴射装置)やディストリビュータ(エンジン点火用の機械式のスイッチ)などもほとんど死後で、平成以降生まれの人にとっては、意味不明だろうな~
初代カローラの三角窓とポールアンテナ
0コメント