夏休み

小学生の頃の夏休みは約40日間で、10日に1回出校日があった。

夏休みに入る前には、「夏休みの友」という薄い本を渡され、それに毎日やるべき学習問題や課題が書いてあった。

低学年の頃は絵日記が定番、天気も書き込むようになっていたため、新学期が始める直前になると、気象台に40日分の天気を問い合わせる電話が殺到したとか。 また、課題の中には工作も含まれていたため、夏休み前には親たちは、空き箱、ヤクルトの容器、かまぼこ板などを捨てずに取っておくのが普通だった。

夏休みに限らないが、学校で1年生は「あさがお」、2年生は「ひまわり」をタネから育て、休み前の終業式後にそれを家に持って帰って、観察日記を付けるというのもあった。

高学年になると、自由研究のようなものもあったように思う。

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