サザエさん

日本の長寿アニメの代表と言えば、サザエさん。 (ちびまる子ちゃんも代表格だが)

作者の長谷川町子が福岡で暮らしていた時に発想したと言われている。TVアニメの初回放送は1969年10月だったそうだが、それ以前は江利チエミが主演の実写で放映されており、これの最終回で「来週からは漫画で始まります」という趣旨の案内が流れたのも記憶にある。(今も、時々 観月ありさ主演で、実写版がスペシャルで放映されている。)

諸説あるが、磯野波平の年齢は55歳前後、フネは48-49歳あたりの設定のようで、2人とも家では着物を着ていることが多く、今の感覚からすると年寄りくさい。(確かに、昔は60歳ともなると立派な おじいさん おばあさん だった。)

TVで60歳を超えている 郷ひろみやMIEが若々しく踊って歌っているのを観ると、不思議な感覚である。

また、当時 「一家団欒」「お茶の間」という言葉があり、家族一緒が普通であった。しばらく前に 数十年後(いわゆる現代社会)のサザエさん一家を描いた本が出版されていたが、タラちゃんは米国在住、ワカメも家を出て、カツオが1人で実家の面倒を見るという顛末になっていた。

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