東京モーターショー(TMS)は、80年代までは晴海で開催されていたが、幕張メッセのオープンに合わせて移転、展示スペースも一気に広くなった。が、周辺には何もなく、道路もあまり整備されていなかったため、アクセスが非常に悪かった。当時からすると、現在の幕張新都心は見違えるようだ。その後、TMSは東京ビッグサイトに移ったことで、広さ、アクセス共に解消され、今に至っている。
モーターショーの役割も変わってきており、昔は来訪者やメディアの関心は、コンセプトカー、コンパニオンに集中、各社とも未来の夢を形にして展示していたが、最近は、EV,コネクテッドなどに関心が高くなっており、TMSも車を含めた都市生活の未来を表現している雰囲気。
日本の市場自体も縮小傾向なので、海外メーカーは、ほとんど不参加。 米国,ドイツなども似たような状況のようで、以前のような派手なお祭り的なショーは中国(北京,上海)くらいになってしまった感があるのは少し残念。(今では規制が入っているが、2014年くらいまでの中国モーターショーのコンパニオンはすごい。)
第26回 東京モーターショー (1985年)
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