ギャグ・お笑い

ギャグ・お笑いの世界も時代の変遷があるように感じる。ひと頃は、若手芸人をこき下ろしてたり、虐待めいたことをやって、あざけ笑うという趣向が受けて、それを芸風にしている芸人もいたが、今見るとやはり時代錯誤感は否めない。

昔は、虐待される側だった出川哲郎が、今や「充電させてもらえませんか」などの番組を持ち、ロケ地で大人気になっているのも時代の流れのような気がする。

やはり変わらず安定しているのは、ボケとツッコミの正統派で、素直に笑える。(個人的には、今の正統派はサンドイッチマンと博多華丸・大吉だと思っている。)

また、キャラクターやキャッチフレーズのようなギャグやネタは、その時代の子供たちへの影響力絶大である。古くは「シェー」「コマネチ」、ちょっと前なら「なんでだろう」「ゲッツ」「ラッスンゴレライ」、今なら「T・T」 というところか。 ただし、この手は一過性なので、やっている芸人は人気を維持するのが大変だろうと同情してしまう。

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。