オーディオ・テープデッキ

オーディオマニアが使うテープデッキの定番は、ツートラ・サンパチ(2トラック38cm)と言われるオープンリールテープデッキ。1秒間に38cmもの長さのテープ面積を使っているのだから、音は良い。 ただし、デッキ,テープ共、がたいも良いので場所を取っていた。

一時、ソニーがオープンリール用のテープをカセットに収めて、音質と取り扱い易さを両立させたエル・カセットを発売したが、コンパクト・カセットもメタルテープの登場などで、性能が向上したため、次第にこちらが主流に。

当時は、カタログ記載のS/N比(ノイズの大きさ)、周波数特性(低音~高音の幅)、ワウフラッター(回転の安定性)、ダイナミックレンジ(音の大小の幅)あたりの項目の数値で性能を競っていた。

その後、DAT(Digital Audio Tape), MD(Mini Disc)など、より高音質な録再メディアも登場したが、あまり浸透せず。最近登場したHi-ResのDigital Audioは、マニア感を得られているような気がする。

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