今の小学校で、どのようなカリキュラムがあるのか良くは知らないが、今はおそらくないだろうな という演習を挙げてみた。
・版画:木板に彫刻刀で彫って絵を描き、紙に転写するのだが、彫刻刀で彫る際に勢いあまって、板を抑えている方の手の指を刺してしまい、大量出血の事態になることもあった。
・鉛筆削り:当時も普段は手回し式・電動の鉛筆削りを使うのだが、手先の器用さを養うために小刀で削る練習があった。ランドセルの中に小刀を入れて学校に行くなど、今はあり得ないだろう。
・アルコールランプ,ガスバーナーでの実験:マッチを擦って火を付け、消すところまで自分で行うが、今の子はマッチ自体知らないだろうな。
・フナやカエルの解剖:エーテル(だったか)で麻酔をかけて、メスで解剖するのだが、麻酔が足りずに途中で暴れだすことも度々。子供ながらに気持ちが悪かった。
・立体地図:ボール紙で地図を等高線に沿った形に切って、順に重ねて貼り合わせていくことで、実際の地形の立体ミニチュアが完成するというもの。小5くらいでやった記憶があるが、これは楽しかった。
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