昭和の時代、男の子は野球に熱中した。当時は放課後、家に戻ってからバット、グローブ、ボールを持って、小学校の運動場に集まって遊んだ。今の小学生は、ちゃんとリトルリーグのチームに入り、それなりの恰好をして、球場で野球をやるが、当時は運動場なので、打ったボールが外野を抜けるとフェンスに当たって戻ってくることもなく、延々とボールを追いかけなければならなかった。

また、18人(9人×2チーム)が集まることはまれなので、守備を両チームで掛け持ちしたりした。

大会で勝つためにやっている訳でもなく、ただ遊びとしてやっていたので、今のように親掛かりでの活動だったり、試合に出る/出ないなどで、変なストレスが掛かるようなこともなかった。

2023.04