マイクロソフトとアスキーが提唱したパソコンの共通規格で、PC自体が比較的廉価だったことや、ソフトも共通に使えることから国内各社から発売されていた。
総合電機3社(日立、東芝、三菱)や、松下電器、SONY の他、キャノン、カシオ、パイオニアなどからも発売。SONY HitBit の松田聖子(人々のヒットビットのキャッチフレーズだったか)をはじめ、CMも盛んに流されていた。
当時、国内のパソコン市場はNECが圧倒的なシェアを持ち、さらに富士通、シャープで市場のほとんどを占めていたため、これに対抗する意味合いが強かったのではないかと思われる。
ただ、さすがに廉価であるが故に ビジネス用途には使えず、おもちゃ感が強かった。さらに、ゲーム専用機が登場して、性能が格段に向上すると、MSXを使うシーンは少なくなってしまって消滅。
0コメント