日本での国際マラソンの先駆け的な存在で、2020年で第74回になるそうである。割と平坦なコースで、冬場に開催されることもあり、高速レースの大会としても知られる。
今は福岡市の西部を回るコースだが、以前は平和台陸上競技場をスタートした後、東に向かい、志賀島方面の海の中道まで行き、そこで折り返すコースだった。
今でも語られるエピソードが、70年代のフランク・ショーターという選手。トップを走っていたが、海の中道を折り返してしばらくしたところで、沿道の応援の旗をちぎって、道路わきの草むらに消え、用を足した後にコースに復帰、それでも優勝したという強者。(結局、彼はこの大会で当時3年連続優勝している。)
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