フラフープ/アメリカンクラッカー

昭和の時代には、一時期爆発的な人気となり、一気に衰退したおもちゃが数々あるが、フラフープやアメリカンクラッカーもその類。

フラフープはプラスチックでできた直径1mほどのシンプルな輪っかで、それに体を通して、腰のところでくねらせて落ちないようにグルグル回すという遊び。一度に複数個回せるとかでTVに登場する子供もいた。

アメリカンクラッカーは、リングに2組の紐がついたピンポン玉より少し大きめのプラスチックでできた球が繋がっており、そのリングを指でつまんで、適度に上下させることで、ぶら下がった2個の球がぶつかってカチカチと音を立てるもの。ぶつかって跳ね返った球がある程度の高さまで上がるようになったら、一気につまんだ指を激しく上下させて、球を上下でぶつけて往復させるするのが腕の見せどころ。

いずれも単純なので人気にはなったが、それ以上にもならないので、一気に衰退。

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。