1950年代には”三種の神器”(冷蔵庫,洗濯機,白黒テレビ)、高度成長期には”3C”(Car,Cooler,Color TV)と呼ばれる家電?をどの家庭もこぞって購入。家電メーカーは、フランチャイズ形態の販売代理店を各地に設けて、顧客の囲い込みを図り、当時は戦略として成功していた。
その後、ダイエーなどのスーパーマーケット、家電量販店、ネット販売など、安さと品揃えが売りの販売手法が主流になったことなどで、メーカー側も街の家電ストア維持には消極的になってしまった。また、そもそも家電事業自体も切り離しや外資への売却が進んでおり、時代の変化への柔軟な対応が不可欠になっている。
ただ、日本では高齢化社会を迎え、売り切りではなく、家電ストアなどによる販売後の設置・設定、アフターケアが市場ニーズとしてビジネスになる時代になってきているのかもしれない。
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