卓球

どのスポーツも道具の進歩にしたがって、プレイスタイルが変化しており、ウェアも機能的でファッショナブルになってきている。

中でも卓球は、今でこそ有名な花形選手が存在して、ある一定の人気を得ているが、かつてはタモリが「根暗なスポーツ」と言っていたとおり、卓球場は少し薄暗めで、男女とも単色の濃紺かダークグリーンのポロシャツに短パンの地味なユニフォームだった。(これらは、ボールが見難くなるのを避ける目的だったが、さすがに人気を疎外する要因だと思ったのか、後に緩和され、今に至っている。)

部活のスポーツとしても、不人気ではないが、派手さもなく、野球、バレー、バスケットのように大会に応援が来て、みんなで盛り上がるような感じではなかった。 その後、協会が人気向上に乗出し、海外の有名選手のエキシビションマッチを見ながらのディナーショーなども開催されたりもした。結果、現在のTリーグまで持ち上げたのは大したものである。

そう言えば、ほとんどのスポーツは英語をカタカナにした名称が使われているが、”野球”と”卓球”は日本語のままなのはなぜだろう。

RGY23によるPixabayからの画像 

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