秋葉原

秋葉原は、フィギュアの店や少し前ならメイド喫茶で有名だが、1970年代までは家電やオーディオ、1980~1990年代はビデオやパソコンの街だった。駅を降りるとにぎやかな音楽と共に、目の前には「石丸電機」「サトー無線」「オノデン」「La-OX」などのビルが立ち並び、それらに個人経営の「〇〇商会」「△△無線」の小さな店が入り混じっていた。

当時は、秋葉原では値切るのが慣例(醍醐味?)になっており、店側もそれを前提に店頭の値札を付けていた。まずは、大手の店で「どのくらいまで下がります?」と聞いた後、「もう少し見てみます。」と言って2,3店で価格調査して、商品を購入。

S-VHSビデオデッキやHi-Band βmaxビデオデッキ発売当初は、なかなか値引きが引き出せず、代わりにビデオテープ(S-VHSは当時¥3000/1本)や店頭で流していたメーカーの販促用ビデオテープをおまけに付けてもらった。

その後、家電,AV機器,PCなどの量販は、カメラ系の店が主力になっていったのは、ご存じのとおり。

秋葉原ラジオセンター

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。