科学と学習

学研から「大人の科学」という雑誌が発売されており、輪転の印刷機、2眼レフカメラ、江戸からくり人形などの付録が人気を得ている。

私が小学生の頃は、毎月「〇年の科学」「〇年の学習」が発行されており、なぜだか分からないが学校のクラスで申込が取りまとめられ、雑誌の発行日には、業者が講堂にスタンバイしており、始業前にここに寄って、雑誌を手にするというシステムだった。(後に、学校近くの文房具屋などが販売を代行するにようなったように思う。)

覚えているのは、豆腐の製造キット、アリの観察セット、プランクトンの飼育セットなどで、これがきっかけで自分で化学の実験セットを買ったり、夏休みの自由研究の題材にした。

最近の小学館の月刊誌「幼稚園」の付録もそうだが、決められた販売価格の中で、それなりにちゃんとした機能・性能を持ったものを提供しているのは、大変な企業努力である。

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。