日本車

1980年代頃の日本の乗用車メーカーの個人的イメージは、トヨタ、日産はデパート的なブランドと品揃えで保守的なおじさんが安定顧客(所謂「いつかはクラウン」)、またDOHC/TURBOを前面に若者にも訴求、ホンダはVTEC技術と斬新さで若者がメインターゲット。(当時の年配者には、ホンダはバイクのイメージが強く、自動車ブランドとしては新興と思われていた)

三菱もミラージュやランサーターボなど、主に若者がターゲットだったような気がする。(東南アジアでは、今でもブランド力があるようだ。)マツダは、ファミリアやRX-7は若者向けにヒットしたものの、それ以外の車は目立たない感じだった。スバルも微妙で、レオーネなどで技術的には評価されていたものの、ブランド力としては今より弱かったと思う。

今は、マツダ、スバルが独自のブランドイメージを浸透させている一方で、EV化/ADAS/インフォテインメントなどの流れもあり、自動車メーカー間の技術提携やOEM供給が盛んになって、デザイン以外の商品の独自性は薄れてきている印象だ。

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。