80年代くらいまでは、車のセールスポイントは何と言ってもエンジン。 53年排ガス規制クリアのため、パワーを犠牲にしてきた各社が、ハイパワー化に乗り出した時期になる。
Twin-Cam(DOHC)のトヨタ、ターボの日産と言われていた。 各社エンジンにLaser,Plasma,Siriusなどの名前を付けてブランド化を図っていた。
ホンダは、VTECのネーミングとF1の雰囲気で先進性とファッション性をアピール。
日産は、TV番組とタイアップ。 西部警察にスカイラインGTターボの警察車両(マシンX)を登場させ、TURBOの裏文字のステッカーをバンパーに貼って、優越感を提供。
今、振り返るとSOHC NAのノーマルエンジンがベースで、70年代まではDOHCと言っても2バルブ、TURBOと言っても圧縮比が低く、過給圧も1.4くらいのエンジンが多かったので、名前倒れの感がある。 それに比べると、今のエンジンはノーマルでも限界に近い燃焼効率に技術の粋を尽くしており、すごいと思う。
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