フロッピーディスク

最近の若い人は、この言葉自体を知らない人も居るらしいが、2000年代前半くらいまでは、PCの可搬メディアは、フロッピーディスク(FD)が定番だった。

1980年代前半頃は、8inchで容量が128kByte(片面)か256kByte(両面)しかなかった。メディアの値段も高かったので、128kBのディスクの外装に認識用の穴を開け、256kBとして使えるように細工したりした。その後、5.25inchのミニFD(確か256kByteか512kByte)、3.5inchのマイクロFD(1.44MByte)が登場。

3.5inchのFDは、ハードケースに入っており、シャッターも付いていたので、あまり気を遣わずに持ち運びでき、広く普及したが、容量的な限界もあり、SDカードやUSBメモリが主役となって現在に至る。

今だと、写真1枚でもFDには入らない(数MByte必要なので)ので、128kByteのFDが存在していたことさえ、不思議である。

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