子供の頃は、1ドル360円の固定相場制が当たり前だったが、金ドル交換停止(ニクソンショック)後に、為替レートの調整が行われ1ドル308円、その後’73年には変動相場制に移行して200円台に突入した。
「1ドル308円」の新聞1面の見出しは、印象に残っており、世の中大混乱だった。
とは言え、当時は海外旅行もそれほど一般的でもなく、子供にとって直接的にその影響を感じることはなかったが。
しばらくして、マクドナルドが日本に進出した直後だったこともあり、アメリカではハンバーガー1個が900円くらいに換算されることで、相場観を知ることになった。(その後、ロシアに1号店が出た時は、現地の感覚では日本での1個1万円に相当するというニュースにも驚いた。)
今は、110円台でも円安と言われる時代、また仮想通貨なども登場しており、貨幣価値というのは本当に不思議である。
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