先週硬貨について書いたが、硬貨とくれば、切手。 昭和の時代は、子供の趣味としては、割と一般的なものだった。(大人も愛好家が結構いた)
発行中の切手は、(当たり前だが)額面通りの値段なので、子供の小遣いでも気軽に買えた。 切手集めを始めた時には、通常切手を郵便局で1円から順番に1枚ずつ買っていった。 局員からすれば、煩わしい客だっただろう。 毎月のように発行される記念切手の発行日は、いつもチェックしていた。
問題は昔の切手。親や親戚からもらったのを手始めに、安い切手は切手商で購入。有名な記念切手は1枚1万円以上するものもあるのだが、その代わりに消印が押されたものを数十円で手に入れるという手段が存在していた。
家に来る手紙も貼ってある切手はチェック。コレクションに入れたい切手があると、切手周辺部分を切り抜き、水に浸しておくと切手だけが剥がれるので、鏡や窓ガラスなどに貼り付けて乾燥させていた。
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