特撮

国内で特撮と言えば、ウルトラマンに代表される円谷プロのウルトラシリーズである。

ウルトラマン以前に、ウルトラQという番組があった。 オープニングはどろどろとした渦巻のようなものが、車輪がきしむような音と共にゆっくりと回転し、最後に「ウルトラQ」という文字になるのが、演出としてまず怖い。 番組内容も、いわゆるヒーローの登場はなく、怪獣を人間が苦心して退治していたのだが、怪獣が生まれた原因が環境汚染など人間社会のエゴによるものが多く、リアリティがあり、かつ白黒映像であったため、子供には結構インパクトがあった。


海外ものでは、やはりサンダーバード。未来の「国際救助隊」の活躍を描いたものだが、マリオネットであることを感じさせないほどリアルだった。 サンダーバード1号~5号に乗り込む仕掛け、これらが発射するときの秘密基地の仕掛けに虜になった。 その他にも 未来を感じさせる乗り物が多数登場していたが、乗り物の内装が意外にアナログ的,機械的だったりしていた。 大人になり、冷静に考えると、ブレインズがいくら天才と言っても、あれだけのものを1人で設計はできないだろう とか、基地を秘密裏に建設する方法、秘密基地の建設資金・維持費用などをどのように調達しているのかが気になった。(まったく夢がないな~)


20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。