国鉄 鹿児島本線

今では、博多~鹿児島中央は、九州新幹線で1時間20分ほどであるが、昔はL特急「有明」で5時間ほどかかっており、結構な旅行だった。 そのほか、急行「かいもん」というのもあり夜行列車まであった。(と思う)

私が知っている鹿児島本線は、熊本県の八代以南はほとんど海沿いを通っていたのだが、調べてみると、さらにその昔は現在の肥薩線(肥薩おれんじ鉄道)が鹿児島本線だった。(御殿場線が昔は東海道本線だったように)

肥薩線は、ループ線、スイッチバック、昔ながらの木造駅舎が残っており、レトロな観光名所だが、蒸気機関車の時代には大変な運航努力が必要だったようだ。

九州新幹線が 新八代~鹿児島中央で開通した際、博多~新八代は 特急「つばめリレー号」が運航されていたが、新八代駅では、1つのホームを挟んで左右に在来線の特急「つばめリレー号」と新幹線「つばめ」が同時に停車し、乗客は両方の列車で同じ番号の座席が予約されているので、ホームを横断するだけで、スムーズに乗り換えができるシステムだった。(これは、なかなか素晴らしいアイデアである。)

特急「有明」 (出所:Wikipedia)

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