70年代、80年代は、刑事ドラマ真っ盛り。 古くは「Gメン」に始まり捜査自体や人間模様が主テーマだったが、「西部警察」を筆頭に、「太陽にほえろ」「大都会」など、石原軍団による派手なカーアクションや銃撃戦のシーンが受けるようになった。
「西部警察」ではマシンXと命名された、日産 スカイライン・ジャパンの2000GT TURBOが登場、車の高性能さやハイテクな機能が随所に披露された。
カーチェースシーンも毎回あり、公道で犯人の車やパトカーが横転したり、建物に突っ込んだりするのは、日常茶飯事。
あるコラムニストが、「SNSで簡単に批判・炎上が起きる現代では、ドラマであっても犯人はシートベルトをちゃんと着けなければならず、刑事が箱乗りすることは許されないだろう。何か息苦しさを感じる。」 というようなコメントをしていたが、同感だ。
80年代後半以降には、「あぶない刑事」「踊る大捜査線」「相棒」など、主人公(名物刑事)のキャラが全面に押し出されたドラマが主流に。
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