携帯電話/PHS

一般人に携帯電話が普及し始めたのは90年代末頃。当時の機種は、チョコバーのような棒状の形をしており、電話番号と簡単なアイコン表示程度ができるモノクロの小さなLCDがついたものだったが、2000年を過ぎたころから折り畳み携帯が市場を席巻、LCDもカラーTFT化され、最後の方のモデルでは3inchくらいまで拡大されたと思う。

とは言え、当時は携帯電話料金は、まだ割高感があったので、私は個人用としてはPHSを使っていた。PHSは料金が安く端末も軽いのだが、アンテナが100m圏内くらいに存在しなけらばならなかったので、どこでもつながるというものではく、いつも「ここならつながる」という場所を把握しておく必要があった。外出時のメール送受信もPC(その頃モバイル用として、VHSビデオテープサイズの東芝Libretto70を使っていた)とPHSをつないで行っていたが、通信速度は数十kbpsくらいだったので、添付ファイル付きのメールの送受信には苦労した。

今は、スマフォでもE-Mailが簡単に見れて、PCもテザリングやWiFi環境が普通にあるので、本当に便利だ。

2013年頃と2002年頃の携帯電話

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