ゴルフ -2 (ゴルフクラブ)

ゴルフ用具の進歩は目覚ましく、プロ向けはより高性能に、アマチュア向けはより易しくなった。70年代くらいまではウッドは文字通り木材(パーシモン)でできており、ドライバーのヘッドの体積は今の半分くらい、シャフトもスチールだったが、80年代後半になるとメタルウッドが隆盛。日本ではブリヂストンがジャンボ尾崎用にJ'sメタル(J's World Stage他)のシリーズを開発し、人気となった。

一方、アイアンはカーボン系のシャフトも出始めていたが、プロはスチールシャフトを使用、カーボンはしなるので精度が落ちるため、と聞いた。(最近は、カーボン系のシャフトでも改善されているらしい)ボールもプロは依然として糸巻きボールを使っていたが、これも飛距離より精度とスピンを重要視していたからだそうである。

アメリカのオーガスタゴルフトーナメントは、毎年同じゴルフ場で行われるが、次第にコースの距離が伸び、難易度が高くなっており、ここからも用具の進化が感じ取れる。

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。