トラバント

ドイツ統一前の東ドイツで製造・販売されていた車。

ボディは硬質段ボール製で、エンジンは2ストローク600cc。0-100km/h加速が45秒くらいもかかっていた。(現在の車では十数秒くらいだろうか。スーパーカーでは3秒くらいで100km/hに達する車もある。)

登場から30年経っても、モデルチェンジ,改良はほとんど無し。それでも当時は購入できるまでに数年待ち、製造メーカー側も部品の供給が不安定なので、部品在庫を2年分持っていると紹介されていた。

統一後は、西側諸国の中古車が一気に流れ込んできて、それらの中古車がショールーム内に展示され、トラバントの新車は屋外に野ざらしで置かれてしまっていた。

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。