工業地帯

1970年頃の社会科の授業では、高度成長期を反映してか、やたらと工業地帯の名前を覚えさせられた。

まずは、四大工業地帯(京浜、中京、阪神、北九州)、次に工業地域(京葉、東海、瀬戸内...)、さらにコンビナート(四日市、水島、など)、その他「東海道メガロポリス」などという用語もあった。

授業での工場見学も結構盛んで、私も新日鉄(現:日鉄)の八幡製作所や、国鉄の門司鉄道管理局の工場などを見学したことがある。・・・当時の花形産業は、製鉄と造船だった。富士製鉄と八幡製鉄が合併して、新日鉄ができた時は、かなりセンセーショナルな出来事として報じられていた。

その頃は、それらの工業地帯・地域が絶対的なもので、大人になっても必要な知識だと思っていたが、産業構造も含めて、様変わりするものであると、今更ながら実感。

北九州工業地帯 (出所:Wikipedia)

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