いすゞ

いすゞが乗用車から撤退して久しいが、かつては他の自動車メーカーとは異なるこだわりの車を販売していた。

・ベレット:GTのグレードを持つ当時としては珍しいDOHCエンジン搭載のクーペ。先日散歩していたら、整備工場の店先で「S45年式。価格応談」で置かれていた。

・117クーペ:ジウジアーロデザインのクーペ。他の日本車にはない独特の優雅さを持った車だった。

・ピアッツァ:117クーペの後継車。これもジウジアーロデザインだが、ほぼデザインコンセプトどおりの車だったため、ジウジアーロから「そのまま製品にしたのか」と驚かれたとの話もある。

・ジェミニ:車自体も独特のデザイン性があったが、何より「街の遊撃手」のCMが画期的だったことで一躍有名に。

・アスカ:個人的には車自体より、「NAVI-5」というマニュアル・トランスミッションを電子制御で動かす仕組みのATに興味津々だった。ただし、マイコンが8bitだったことなどでシフトアップに時間がかかり、かなりモッサリ感があった。シフトダウン時は、ヒールアンドトゥのように、エンジン回転数を上げて変速するのに感嘆した。

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。