世界初のカーナビはホンダのエレクトロ・ジャイロケータ。 おそらくハンドルの舵角とジャイロで自車位置を測定していたため、スタート前に現在地を設置する必要があった。 地図は透明なフィルムに印刷されたものを画面に差し込んで使う方式。それでも、これが出る少し前には、「007の世界が現実に」的な報道がされていた。(映画 「007ゴールドフィンガー」1964年公開 では、自車の位置と共に、敵の車の位置を電波で受信して地図上に表示するのが目的だった。)
GPSを使ったナビの最初はパイオニア。地図も電子データ化され、飛躍的に機能アップ。 ただし、この頃のナビは自車位置表示のみで、経路探索や案内は無し。 マップマッチングもなかったと思われ、GPSの精度不足で道から結構ずれたところを指す場合も多かった。
その後、日本のカーナビは高機能化の一途をたどるが、TomTom, Garmin などのPNDが登場して価格破壊、また、スマフォやIVI(In Vehicle Infotainment) の登場後はアプリの一つになってしまった。
007ゴールドフィンガーに登場していた装置
ホンダ エレクトロジャイロケータ
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