映画 -2

前回、アクション映画について書いたが、恋愛映画のヒット作も毎年のように配給されていた。現在は、日本でも原題のまま公開されるケースがほとんどだが、20世紀にはやたらと邦題が付いていた。

・「愛と青春の旅立ち」:恋愛映画は、”愛” という言葉を題名に入れることがヒット作の要件であった。原題は、”An Officer and a Gentleman” という何の変哲もない名前なので、題名が集客に与えた効果は大きい。 この他にも「愛と追憶の日々」「愛と哀しみのボレロ」「愛は静けさの中に」などがあり、ちょっとうんざり。

・「郵便配達は2度ベルを鳴らす」:直訳系の邦題も多い。原題 “The postman always rings twice” なので直訳。 ただし、郵便配達は登場せず、日本人には理解がし難い邦題。

その他、前回の「ランボー」のように、邦題が原題に影響を与えた映画もある。

20世紀アーカイブ

20世紀後半(1970年代)~2000年代前半の交通,車,スポーツ,施設&イベント,書籍&カタログ,その他の記憶や写真です。